字幕翻訳の勉強をしていたので、映画でもドラマでもドキュメンタリーでも海外の映像を見るときはどんなものでも、字幕が気になる。
すごく上手だなと思ったり
自分だったらこうしたいなと思ったり。
運転免許をとってしまったばっかりに、二度と安心して人の車に乗れなくなったように、二度と吞気にテレビを見られなくなってしまった。
さて先日Huluから大人気の米ドラマ『デスパレートな妻たち』配信終了のお知らせがきたので、大急ぎで全部見終えることにした。
ビックリするようなことが次々と起こるハートに悪いドラマで、とにかく楽しい。
後半も後半。一組の夫婦が殺人事件に関してかなりシリアスな話し合いをしていた。
ところが突然、超カジュアルな口調でお礼を言うじゃないか。
「ありがちょ」
何だって!?
どこの人ー??
ちょっと考えてすぐ分かった。
「ありがちょ」じゃなくて、「ありがちよ」だった。
これを見た時に、これから機会があっても、「ありがちよ」だけは字幕に使うまいと決めた。
1文字超えちゃうけど「よくある事よ」とか、同じ文字数でも「ありえるわ」なら間違えないかな。