雨あめ降れふれ、こんこんと~

雨こんこん

6月になると、にわかに梅雨入りの時期が気になり始める。
雨が降れば、梅雨かしら?梅雨かしら?と思ってしまう、私です。

ところで雨が降る様子って、どう表現しますか?
よくあるのは、“ポツポツ”とか“ざあざあ”とか。

しかし息子の祖母(私の母)は、よく息子に向かって

「雨こんこんだね~」

と話しかけている。
ふむ?と思いつつ、母は普段から自由な日本語を使う人なのであまり気にしていなかったのだが、先日母以外で「雨こんこん」を使う人と出会い、とても驚いた。
これは意外にも標準語、またはどこかの特定に地域で使われる一般的な表現なのかも!
と思い、調べてみた。

その結果、やはりQ&Aサイトに
「“雨こんこん”は正しいですか?」
という質問をいくつか見つけることができた。
答えはほとんどが感覚的なものだったが、一つ気になる答えが。

それは、漢字の「滾滾」をあてて、「尽きることがないさま」を表現しているというもの。
なるほど。これなら、「雨こんこん」かも!
早速辞書をひいてみた。

【滾滾】(副)-と (水などが)あとからあとから尽きることなくわき出る様子。
「新明解国語辞典」三省堂より

【渾渾・混混】〖ト・タル〗文〖形動タリ〗①水がさかんに流れるさま。また、尽きることなくわくさま。「-とわき出る清水」
②物事の尽きないさま。特に、弁舌などがとどこおりなくさわやかなさま。「名論卓説、-として尽きず」
「大辞泉」小学館より

どうでしょう。
新明解の“わき出る”に則ると、雨は“わき出る”のではないから使えなさそう。
大辞泉の場合、①の“流れる”とも違う気がするが、②なら使えそう。でも雨に使うのが正しいのはいまいち確信がもてず…。

擬態語の「雨こんこん」はおかしいかも。
なので、今後は母の「雨こんこん」は擬音語だと思って聞こうと思います。
擬音語は、どう表現しようと自由だもんね。

雨しゃーしゃーでも、雨ちゃぷちゃぷでも、雨するするでも、雨つぶつぶでも。

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